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ボトックス注射

目のまわりや顔のけいれんでお困りの方に・・・
ボトックスによる筋弛緩治療

疲れていたりすると、まぶたや目のまわりがピクピクすることはよくあることです。しかし、その症状がいつまでも治らなかったり、症状の範囲が徐々に広がったりする場合には、「眼瞼けいれん」や「片側顔面けいれん」が関係しているかもしれません。
当院では、これらの症状に対してボトックス(ボツリヌス毒素)による治療を行っています。
目のまわりや顔のけいれんでお悩みの方は、一度ご相談下さい。

よくある症状

  • 光がまぶしい
  • 目が乾く
  • まぶたがピクピクする
  • まばたきが多い
  • 片目をつぶる
  • 手を使わないとまぶたが開かない
  • 下を向いていたい
  • 目を開けているのがつらい
  • 目がショボショボする
  • 口元がピクピクする
  • 目や、目の周囲に違和感や異物感がある
  • 以前のように自然なまばたきができない
  • 意思とは関係なく目をつぶってしまう
  • ドライアイの治療をしているのに症状が良くならない

上記項目に心当たりのある方は、「眼瞼けいれん」または「片側顔面けいれん」の可能性があります。

眼瞼けいれんとは

両眼のまわりの筋肉が、自分の意思に関係なく勝手に力が入り、うまくまばたきができなくなったり目が開けにくくなる病気です。
初期には、まぶしい、目をつぶっていた方が楽、目が乾く、目がショボショボする・・・などドライアイと似通った症状が見られ、ドライアイとして治療されている場合もあります。進行すると自分の意思で目を開けられなくなり、目が見えない状態になります。

※疲れやストレス、睡眠不足などがきっかけで、左右片側の上または下のまぶたの筋肉の表面がピクピクとけいれんする症状は、「眼瞼ミオキミア」という別の病気であり、眼瞼けいれんではありません。眼瞼ミオキミアは、疲れやストレスの原因が無くなると数日~数週間で自然に治ります。

眼瞼けいれんについて>>

片側顔面けいれんとは

顔の左右どちらか片側の筋肉が、自分の意思に関係なく勝手にピクピクする病気です。 片方の目のまわりのピクピクしたけいれんから始まり、次第に同じ側の口、ほお、あご、額などへけいれんが広がっていきます。

片側顔面けいれんについて>>

治療法

眼瞼けいれん、片側顔面けいれん共に原因が完全に解明されていないため、根本的に治す治療は今のところありません。従って、症状を抑える対症療法が治療の中心となります。
対症療法としては、内服薬による治療、手術による治療、特殊な眼鏡の装用による治療などがありますが、現在我が国では、ボトックス療法(ボツリヌス療法)が治療の第一選択となっており、唯一保険適応が承認されています。

ボトックス療法

ボトックス(ボツリヌストキシンとも呼びます)は、神経の伝達を阻害する薬剤で、筋肉の緊張をやわらげる作用があります。まぶたのまわりの緊張している筋肉にボトックスを直接注射することで、筋肉のけいれんや収縮の原因になっている神経の働きを抑え、緊張しすぎている筋肉を緩めるものです。治療を受けた患者様の80%で症状の改善が得られるという統計が出ています。

ボトックス療法の効果は通常2~3日後から現れ、おおむね2~4ヶ月ほど効果が続きます。効果が弱まってくるとまただんだんけいれんの症状が出てきますので、症状が再び現れてきたら繰り返し注射を行っていく必要があります。
薬が効きすぎた場合に”目が閉じにくくなる”、”まぶたが下がる”などの副作用が起こる場合がありますが、いずれも一時的なもので心配はありません。
効果の出方や持続時間、また副作用の出現率には個人差がありますので、きちんと医師と症状を相談しながら治療を行います。
※なお、前述の「眼瞼ミオキミア」はボトックス療法の対象にはなりません。

眼瞼けいれん・片側性顔面けいれんに対するボトックス療法は、所定の研修及びボトックス使用の認定を受けた医師のみしか施行できません。

当院では、院長中島がボトックス使用の認定を受けています。

ボトックス注射の費用

全額健康保険適応 1割負担の方 約6,000円(片眼)
3割負担の方 約16,000円(片眼)

※費用は個人差があります。上記金額は手術のみの大まかな目安としてお考え下さい。

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